大岩山 日石寺 「大岩の不動さん」

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富山県の上市町にあります真言密宗大本山の大岩山日石寺に行ってきました。

日石寺の創建は神亀2(725)年行基が開いたと伝えられています。古くから立山信仰の一端として、最盛期には21社60坊を抱える大寺だったそうです。

日石寺参道の百段坂を登ります。

百段坂沿いにはお食事処や旅館があり、「旅館、大岩館」は映画「剣岳、点の記」のロケ地にもなりました。また、大岩山といえばそうめんといわれるくらいそうめんが有名で、富山のおいしい水で作ったそうめんは喉越しもよくつるつると食べられるそうです。

百段坂の途中に案内看板があり、山門に途中から行けるので、まずは山門に向かいます。

山門に到着しました。

山門は上市町の指定文化財です。

山門をくぐると、赤い欄干の橋の先に岩を丸くくり抜いた阿覚窟があります。

赤い橋の入口に説明の看板があります。

中には厄除け大師(弘法大師)が御安置されています。

阿覚窟のそばに観音堂があります。

昭和42年の火災で焼失し、新たに平成8年に再建されました。外観は中尊寺金色堂と同じ和様三間堂です。中には人々を苦悩から救い、あらゆる願いを叶えるといわれる「如意輪観音像」がご安置されています。

観音堂の外には大きな「聖観世音菩薩」が鎮座されています。

観音堂の下に十二支滝があります。

昭和46年に造られた滝で、12の滝が流れ落ちる竜頭の上にそれぞれ十二支のご本尊が安置されています。

十二支滝の上に八体仏が安置されています。十二支の方向には八体の仏がいるとされています。

八体の仏は、千手観音菩薩(子)虚空蔵菩薩(丑、寅)文殊菩薩(卯)普賢菩薩(辰、巳)勢至菩薩(午)大日如来(未、申)不動明王(酉)阿弥陀如来(戌、亥)です。

不動明王の厳石から湧き出す御霊水は「藤水」といわれ、眼病平癒に霊験があるそうです。

加賀藩には名医が多いが眼科医がいないといわれるのは大岩の不動さんが目をなおしてくださるからだと言い伝えられています。

藤水の脇に、六大(地、水、火、風、空、識)を型どった六つの龍頭から流れ落ちる六本瀧があります。

滝にうたれる人の六根(眼根、耳根、鼻根、舌根、身根、意根)を清浄にし、一切の衆生の六欲、根本煩悩を洗い落とし、心身を清めて不動尊を参拝させる意味で造られているそうです。

六本瀧から夫婦岩に向かう傍らに愛染堂がみえますので立ち寄ります。

平成17年建立で、愛染明王の他、加賀藩前田家の不動明王、秘石誕生石等が安置されています。

愛染堂から夫婦岩に向かいます

上層部が二つに分かれている大岩が、仲睦まじく夫婦が寄り添うように見えることから「夫婦岩」と呼ばれているそうです。

夫婦岩のそばに三重塔がひっそりと建っています。

富山県で最も歴史ある唯一の木造三重塔です。まわりに壁がなく中が丸見えなのが特色です。

これは、建造時に財政難で壁が作れなかったからだそうです。

柱は丸柱で、初重に四天柱と呼ばれる柱、中央に心柱があります。江戸時代後半の作ですが、工法技法に古い点が見られるそうです。近世の寺社建築の工法を知るうえで貴重な資料となっています。

階段下から眺めた三重塔です。

三重塔の階段を下って本堂に向かいます。

真言密宗の総本山日石寺の本尊磨崖仏(国指定重要文化財)です。

中央に不動明王座像、左右に制咤迦(せいたか)童子立像、衿羯羅(こんがら)童子立像、阿弥陀如来座像、行基菩薩座像が凝灰岩の巨岩に半肉彫り掘り出されています。

大岩山は古くから不動明王に帰依する祈願所として「大岩のお不動さん」と呼び親しまれています。

夏場はそうめんが良いのですが、さすがに11月はすこし寒いので、大岩さんを後にしてもう一つの富山の名物しろえびせんべいの「ささら屋」にやってきました。

隣が工場で出来立ての製品が味わえます。製造工程も見学できます。

今日はりく、かいも一緒に来ました。

りくです。

かいです。

日石寺では車でお留守番だったので公園で遊ばせています。

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